算数の基礎

夏休みまで、算数の基礎をしっかり固めることは大事な戦略のひとつです。

では、算数の基礎というのは何でしょうか。

基礎というのは、一行問題のことだと思っていいでしょう。どのテキストにも基本問題というのが出ていますが、概ね論理はひとつだけ。

例えば3で割っても4で割っても1余る数、というのは3と4の最小公倍数である12の倍数+1というのがすぐわかる。

これが若干発展すると

3で割っても1あまり、4で割っても2あまる数という形になりますが、これは3-1=2 4-2=2だから、

3と4の最小公倍数12の倍数ー2

ということになって、10、22、34、・・・という数だということがわかります。

この辺までが大方基礎と呼べる範囲ですが、これを知っていることで、いろいろな問題に使えるわけです。だから、ある意味いろいろな問題を解くための道具なわけで、その道具の種類が多くなればなるほど対応する問題も増えるということになります。

したがってある程度、この道具は持っていないといけない。夏休みまでには、この道具は一通り自分で自在に使えるようにしておきたい。

どこの塾でも算数の基本を復習するためのテキストは作っています。これはひとつひとつの問題がそれほど難しくはないから、比較的短期間でやることができる。

早めに始めて、基礎固めをしてしまいましょう。

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記述対策(3)
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中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は

あきらめるのはまだ早い
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こだわりと余裕

子どもを何としても慶應に入れたい、と思われているお父さん、お母さんは少なくないでしょう。

実はこれは正しい。

何としても入れたい、という気持ちがないと、なかなか続かないし、そう入るものでもない。まして親の面接まである学校ですから、親も入れる気満々でないといけないところはあります。

が、一方で当然のことながら、うまくいかないときもある。しかし、それはそれで子どもの人生だから、また新たなページを開けばいい。あるいは高校でもう一回狙おう、でもいいかもしれない。とにかく、入れなかったことについて、くどくど悩んでいても仕方のないことであるから、次の方法をいっしょに考えていけばいい、という余裕が必要です。

この2つをぜひ兼ね備えて、受験に臨んでほしいと思うのです。

つまり何としても慶應に入れたい、という気持ちはやはりもっていてほしい。そうしないと、子どもの成績や勉強の状態によって、ついあきらめてしまうこともあるから。まだまだ受験まで時間があるのだから、チャンスはあるはずだと考えた方が良いでしょう。

一方で、それでも入らないときもあるから、その先子どもの成長にプラスになることを考えよう、という余裕も絶対に持っていてほしい。この両方があるから、うまくバランスがとれます。

この両方を持っているご家庭が合格を手にしているように思います。

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空回りを止める
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積み重ね
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いろいろなことをやらせる学校

慶應の子どもたちの生活を見ていると、やはりいろいろなことを経験しています。

クラブ活動も、普通の学校にはないものがあったり、いろいろな先輩の話を聞いたり、また芸術鑑賞や旅行も企画されている。もちろん似たようなことは他の学校でもやっているわけですが、しかし、それが延々と続いているのはやはり付属校のひとつの特徴といえるでしょう。

例えば部活でいえば、大学までずーっと続いていく部分があるので、なるほど自分はこのくらいのことまではやれそうだ、みたいなお手本がすぐ近くで見れる。

それはスポーツばかりでなく、文化的な活動や、例えばプログラミングみたいなものにまで広がっているわけで、これはこれでまたおもしろさや魅力を感じられるだろうと思います。

普通部の労作展はその意味でひとつの典型だと言えます。そろそろ生徒たちは自分の考えをまとめて、報告する時期が近づいてきました。実際に自分が何を夏休み中に作るのかは本人に完全に任せられている。木工をやってもいいし、プログラミングをやってもいいし、和訳をやってもいい。

ただし、ぜったいやりあげないといけない。これは非常に大事なことです。いったんこれを作ると決めた以上、最後までやりあげる。この経験は子どもたちの成長の上で大きなものになっていくだろうと思います。

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第141回 うまくいかないことをどう乗り越えるか
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カリキュラムテストと総合テスト
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6年生で新たなスポーツを始めてみる

一般的な話でいえば、6年生になったらいろいろな習い事を止めて受験一本にしぼる、というのが多いでしょう。しかし、最近は結構長い期間、受験だけにしぼった状態になる子どもたちが多くなりました。これはやはり教育のバランスとしてはあまり歓迎できないところがあります。

ただ、塾があったりテストがあったりするので、団体競技は難しい、というのもその通りだと思うのです。では個人競技だったらどうだろうか?

例えば剣道。これは過去に6年生になってやってもらったことがありますが、結構気分転換にはなったし、やはり体を動かすということは子どもたちのバランスを良くするもとではあります。

球技でもテニスやスカッシュは一人でも参加できるし、水泳という方法もあるでしょう。別に子どものスポーツはサッカーや野球に限り話ではありません。

小さい時は下手でもいいから、自分がおもしろい、と思ったものはやってみるといいのです。それが楽しみになって勉強もがんばれるようになる場合もあります。何でもかんでも勉強に、と考えずに、何かできることはないか、と一緒に考えてあげてください。
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オープンキャンパス
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撤退する子
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国語の知識

中等部の国語は、読解でも選択の問題が多いので、あまりその形式ばかりになってはいけない、ということで結構文学史の問題が出たり、熟語の問題が出たりします。

漢字の書き取りも、なかなか難しいのが出ています。漢字に関して言えば中等部が一番難しいし、数も多いでしょう。したがって中等部の国語対策というと、やはり細かな知識をしっかり覚えるということになっていくわけですが、しかし、時期から考えるとあまり今から細かいことを覚えても忘れてしまう。

もちろん漢字の練習は積み重ねですから、今から少しずつやっていくのが正しい。

でも、文学史や俳句、短歌、演劇などという分野はもう少し後からでもいいでしょう。

それよりもやはり読解力をつける練習をした方が良いのです。最近は国語ばかりでなく、理科や社会の問題文も量が増える傾向にあります。

したがって正確に読み取れるようになると、理科や社会の点数も伸ばすことができるわけで、したがって今のうちはとにかく読解中心の勉強をすると良いでしょう。

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酸化の問題
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生活のリズム
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国語の知識

中等部の国語は、読解でも選択の問題が多いので、あまりその形式ばかりになってはいけない、ということで結構文学史の問題が出たり、熟語の問題が出たりします。

漢字の書き取りも、なかなか難しいのが出ています。漢字に関して言えば中等部が一番難しいし、数も多いでしょう。したがって中等部の国語対策というと、やはり細かな知識をしっかり覚えるということになっていくわけですが、しかし、時期から考えるとあまり今から細かいことを覚えても忘れてしまう。

もちろん漢字の練習は積み重ねですから、今から少しずつやっていくのが正しい。

でも、文学史や俳句、短歌、演劇などという分野はもう少し後からでもいいでしょう。

それよりもやはり読解力をつける練習をした方が良いのです。最近は国語ばかりでなく、理科や社会の問題文も量が増える傾向にあります。

したがって正確に読み取れるようになると、理科や社会の点数も伸ばすことができるわけで、したがって今のうちはとにかく読解中心の勉強をすると良いでしょう。

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酸化の問題
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生活のリズム
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解答用紙

解答用紙は、湘南が公開していませんが、普通部、中等部の解答用紙は公開されています。

で、そっくり模擬試験をつくるときに、この紙のサイズが問題になった。

横幅は例年同じなのですが、たての幅が問題によって違う。つまり、裁断さているわけです。それでも毎年概ね出題量は変わりませんから、だいたいこの長さということで、したがってその量に合わせて問題を作り、問題の量によって解答用紙を作る。

その後印刷屋さんと打ち合わせをして、裁断してもらっていました。

慶應は各校とも1教科1枚の解答用紙になりますが、A3とかB4とかいう定型にはなりません。

したがって結構長くなる年もあるので、これはそっくり模擬試験で体験しておいた方が良いでしょう。
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見直す力
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正解がひとつではない問題
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体育実技の意味

慶應の3中学の入試においては体育実技があります。

別に体育学部の生徒を募集しているわけではないので、体育が優秀な子をとるわけではないのに、なぜ体育実技の試験をするのかといえば、それは福沢諭吉が初等教育の理想として、「まず獣身を成して而して後に人心を養う」ことを重んじたことにあります。

幼稚舎も同じような理念のもとで運営されていますが、要はまず子どもは体がしっかりしている、元気であるということが必要であって、そういう体ができあがって初めて勉強もをやるべきであると考えているのです。

ということは、中学に入る段階でその獣身ができていなければならないわけです。だから体育実技を課して、その状況を見ることが慶應義塾にとっては不可欠な要素なのです。

塾に行って勉強する、ということが当たり前になってきているのですが、しかし、一方で子どもが成長する段階では体力もしっかりついていないといけない。別に足が速いとか、俊敏であるということが大事ではないが、体が元気である、ということを確かめるために体育実技は行われています。

学校で体育の授業を受けているので、それなりに運動はしていると思うのですが、しっかりとした体躯も育てていってほしいと思います。

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平面図形の問題
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個の勉強方法
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中等部の算数の解答形式

中途部の算数は答えだけを書きますが、その答えの書き方が独特です。

例えば答えが$$frac{1}{2}$$であるとき、問題文にはのように指定されているので、アには2を、イには1を書き込まなければいけません。

また1200が答えだとすると答えは□□□□と答えがあいているので。最初から4ケタの答えであるということはわかります。したがって自分の答えが5ケタになっていれば、どこかで間違えていることがはっきりするわけです。

なぜ、このような形式になっているかというと、「採点をなるべく簡単にできるようにする」ためです。以前中等部は2月5日に入試を行っていましたから、最後の挑戦というので、多くの受験生が集まっていました。

しかし、二次試験もあるので、スピーディーに採点を進めていかなければなりません。そのためには人手をかける必要があるので、ある意味採点しやすい形式にすることが望ましく、それでこのような形式になったわけです。

ア 2 イ 1 …

のように1つのマスに1つの数字が入っていく答えであれば、採点は比較的簡単に進むので、今はその当時ほどの受験生ではないものの、この形式の問題は続いています。

で、この答え方には早く慣れておいた方が良い。結構、ミスを起こしやすいのです。ひとマスずらしてしまうと、全部答えが違ってきます。それはすべて×となって採点されてしまうので、それを防ぐためには早くから練習を始めるのが一番。

中等部の過去問は比較的組みしやすいところがあるので、早くから始めていきましょう。

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記述対策(1)
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がんばる程度
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計算問題と一行問題

3校とも前半部分には必ず計算問題が出題されるし、中等部や湘南では一行問題も出題されています。

計算は、分数小数混合になることが多いので、やはり計算力をつけていく必要があります。

ですから、日ごろから計算問題と一行問題の練習はした方が良いのです。

朝、計算の練習をしているお子さんは多いと思いますが、毎日3題ずつでも、しっかりと練習をする。そして「必ず正解する」ように解いてください。

「絶対に間違えない、なんて不可能だ!」と子どもたちは言うかもしれません。しかし、そんなことはありません。やろうと思えばできる。

計算は確かめればいいのです。応用問題と違って考え方はシンプルだから、間違えるのは「問題の読み違い」か「計算間違い」だけ。だから、その可能性を徹底的に見直せばいい。これは練習をすれば、必ずできるようになります。

そして、「確かめる方法」を身に付ければ、「間違えているはずがない」という確信が持てるから、自信がつきます。この自信は応用問題を解くときに大変役に立つし、実際に点数の下振れを防ぎます。

速く解く必要はありません。確実に「間違いなく」正解する。ここが重要ですから、それを念頭に入れて、毎日の練習に励んでください。

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ママの影響を排除する
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能力と努力
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