野球の物語

今年の普通部の国語は五味太郎の「ときどきの少年」で、これは塾の国語のテキストにも入っていることが多く、読んだことがある受験生も少なくなかったかもしれません。

普通部は男子校なので、野球の少年の物語というのはたまに出題されることがあるのです。

しかし・・・

塾で授業をしていて内容が今一つわからない、という子が近年ちょっとずつ出てきました。

つまり、これは物語がわからないというのではなくて、野球がわからない、という子。

「え、プロ野球とか見ないの?」
「見ないかなあ。」
「じゃあ、野球盤なんてやったことない?」
「なに、野球盤って?」

この辺から、もう授業は物語そっちのけで野球談議になってしまいます。

昔はこういうことはなかった。テレビでもプロ野球中継はガンガンやっていたし、スポーツニュースも特集もたくさんあったが、今はJリーグやそれ以外の競技もたくさんあるから、野球の民度というのはやはり低くなったでしょう。

で、まあ、とはいうものの、男子校ではあるので、野球の物語は出題される可能性はあるので、多少なりとも野球は知っておいた方が良いでしょう。

別にそんなことは心配ない、と思われるお子さんも多いとは思うのですが、たまにリアルな野球の試合を見に行くのもいいでしょう。

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この部活をやるんだ!
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地方から慶應の中学を狙う

湘南藤沢高等部には全国枠という募集形態があります。

これは、東京、神奈川、千葉、埼玉以外の道府県から受験できるわけですが、合格すると当然、下宿したり寮に入って学校に通うことになります。ただ中学の場合は一応保護者の元から通うことが決まっているので、地方から中学を受けることはあまりないと思われているかもしれませんが・・・。

しかし、結構地方から慶應普通部、中等部、湘南藤沢中等部を受験している子どもたちは多いのです。

合格したら、お母さんかお父さんのどちらかが引っ越すことを前提に受験しているのでしょうが、昔に比べれば実は受験勉強がしやすくなっているのです。

中学受験は以前は首都圏と関西圏と一部地域に限られていましたが、今は大都市圏には必ず中学受験塾があります。だからわざわざ東京や神奈川まで出てこなくても、中学受験準備をスタートできるし、いろいろな対策教材が増えているから勉強できるのです。

今から15年以上前はそうはいかなかったので、結構遠くから通われていました。

私の教室にも九州・中国地方や東北などから週末だけ通ってくる子どもたちがいました。まず飛行機でやってきて、土日はすべての授業に出る。そしてまた飛行機や夜行で帰っていくのです。

しかし、大変なように見えて、普段は家だけで勉強することになるので、週末だけが大変だったわけですが、概ね6年生の夏休みが終わってから、ということが多いので「最後の半年、がんばろう」ということでやってこられたのだと思います。

ただ、地方からの中学受験の成功率は少なくとも私が経験した限り、高かった。東京や神奈川に住んでいる子どもたちよりも苦労している分、やはり気持ちが強いところがあったのかもしれません。

だから、中学から慶應、というのも充分選択肢になりうるのです。今はインターネットもあるし、いろいろな情報が得られる分、合理的にやれば地の利がなくとも対策はできます。

我が子を慶應に、と思われているのであれば、考えてみてもよいのではないでしょうか。

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面倒見の良い塾とは
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入試問題と相性
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地方から慶應の中学を狙う

湘南藤沢高等部には全国枠という募集形態があります。

これは、東京、神奈川、千葉、埼玉以外の道府県から受験できるわけですが、合格すると当然、下宿したり寮に入って学校に通うことになります。ただ中学の場合は一応保護者の元から通うことが決まっているので、地方から中学を受けることはあまりないと思われているかもしれませんが・・・。

しかし、結構地方から慶應普通部、中等部、湘南藤沢中等部を受験している子どもたちは多いのです。

合格したら、お母さんかお父さんのどちらかが引っ越すことを前提に受験しているのでしょうが、昔に比べれば実は受験勉強がしやすくなっているのです。

中学受験は以前は首都圏と関西圏と一部地域に限られていましたが、今は大都市圏には必ず中学受験塾があります。だからわざわざ東京や神奈川まで出てこなくても、中学受験準備をスタートできるし、いろいろな対策教材が増えているから勉強できるのです。

今から15年以上前はそうはいかなかったので、結構遠くから通われていました。

私の教室にも九州・中国地方や東北などから週末だけ通ってくる子どもたちがいました。まず飛行機でやってきて、土日はすべての授業に出る。そしてまた飛行機や夜行で帰っていくのです。

しかし、大変なように見えて、普段は家だけで勉強することになるので、週末だけが大変だったわけですが、概ね6年生の夏休みが終わってから、ということが多いので「最後の半年、がんばろう」ということでやってこられたのだと思います。

ただ、地方からの中学受験の成功率は少なくとも私が経験した限り、高かった。東京や神奈川に住んでいる子どもたちよりも苦労している分、やはり気持ちが強いところがあったのかもしれません。

だから、中学から慶應、というのも充分選択肢になりうるのです。今はインターネットもあるし、いろいろな情報が得られる分、合理的にやれば地の利がなくとも対策はできます。

我が子を慶應に、と思われているのであれば、考えてみてもよいのではないでしょうか。

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2014年慶應湘南入試結果

今年の入試結果が湘南から発表されました。

昨年度の結果は以下の通りでした。

まず補欠打電数ですが、昨年が38であったのに対して今年は34ということで、予想よりはやや少なかったようです。

1日に減らした面接ですが、例年以上の絞り込みができていたのかと思います。

また一般と帰国の倍率の差は今年はやや詰まってきて、一般が最終で3.79倍、帰国が3.22倍となりました。まだ帰国の方がゆるめではあるものの、同じ3倍台になってきたのは良いことだろうと思います。

また昨年の入学者数は女子の方が12名多かったのに対して今年は男子が7名多くなりました。

ほぼ男女同数の学校ですが、中学生のころはやはり女子の方が精神年齢が高い分、女の子の力が強い傾向にあります。昨年は人数まで上回ってしまったので、大変だなあと思っていたのですが、その点今年は若干修正されたのだろうと思います。
入試短縮でいろいろ影響はあったでしょうが、最終的に二次の受験者数がほとんど変わらなかったのは学校にとっては良かったと思います。
実際に一次合格、二次辞退の数は昨年よりも今年の方が下回っていて、日程が詰まってハードな入試になった分、本当に来たい子を多く集められたのかもしれません。

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第125回 春休みの学習
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多少難しい問題も・・・
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高校進学

慶應の3つの中学の高校進学にはいくつか特徴があります。

慶應湘南は同じキャンパス内に中高がそろう一貫校ですから、湘南の中等部に入った生徒はこれは自動的に湘南の高等部に進学します。他の高校に進学することはできません。もしそれを望むのであれば、高校受験を別に考えなければいけない。

しかし、普通部と中等部の生徒は、同じキャンパス内に高校がありません。つまりこの2校は中学校でしかないので、高等学校への進学を選択することになります。

したがって、男子の場合は、慶應義塾高校、慶應志木高校、慶應湘南藤沢高等部、慶應ニューヨーク学院の4校に進学することになり、女子の場合は慶應女子高校、慶應湘南藤沢高等部、慶應ニューヨーク学院に進学することになる。

とはいえ、慶應中等部の女子は、ほとんど慶應女子高校を選び、普通部の場合はやはり同じ日吉にある慶應義塾高校を選ぶことが多い。

ただ少数派ではあるが、普通部から湘南とか、中等部から志木高校、などを選択する生徒もいます。

この選択はほぼ本人と家庭の選択によって決まります。

高校への推薦は、当然のことながら学力で決まるものの、同じ慶應塾内ですから卒業を認める場合であれば、必然、どの学校にも推薦できる、ということになるので、あとはどこに行きたいか?ということで決まります。

同じ慶應の高校であってもやはりそれぞれに特徴がある。慶應湘南と慶應ニューヨーク学院は共学ですし、慶應義塾高校は男子校だが制服があるのに対して志木高校はほぼ自由な服装で通う。志木高にも制服はあり、公式行事では慶應義塾高校と同じ詰襟の制服を着るのですが、普段はまったく自由になっているので、そこはだいぶ違いを感じることがあるでしょう。

高等学校は基本的に下宿や寮から通うことができますが、海外転勤でアメリカなどに駐在する場合はニューヨークの方が便利だ、ということでニューヨーク学院を選択することもあるわけで、それぞれご家庭の考え方や事情によって決まります。

普通部か中等部のどちらかに入れば、基本的に高校は選び放題ということにはなるので、これも学校選びのひとつの要素にはなりえるでしょう。

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公立一貫校との差別化
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独自の道を進む子
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慶應中等部 二次試験日程変更 追加

以下の内容が追加されました。

慶應中等部 二次試験日程変更

2月5日というのは、湘南の二次試験の発表の日で、今年の場合は13時からインターネットで発表が行われます。

合格した場合、17時までに合格書類を受け取らないと、合格辞退ということになってしまうわけで、今年は中等部の一次発表と重なってこちらも二次試験実施要項を受け取らないと辞退になるから大変でした。

今回の追加発表で女子は午前中に終わるから、まあ、その足で湘南に向かえばいいことになりますが、男子の方は重なってしまうのでこれはもう誰かにいってもらうしかないようです。

さて、どうして女子が先になったのか、というのを考えるに・・・。

例年女子の一次試験合格者は少ないので、午後に回っていました。ということは5日に他の学校を受けようと考える方がおられるかもしれない。しかしこの決定で、男子も女子も午前中に呼び出される可能性はあるわけで、つまりは5日の他校の受験は中等部の二次試験を受ける限り、できない、ということを確認したかったのではないか、と思います。

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力のつりあいの問題
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がまん
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建物と文化に関する問題

2014年、慶應中等部の問題です。


次の文章を読んで、各間に答えなさい。
                                
 2013年は、( あ )大社では60年に一度の「平成の大遷宮」が、そして( い )神官では20年に一度の「式年遷宮」が行われた節目の年でした。神社は一般的に、入り口の( A )をくぐると、社殿※1まで参道が通じており、神社の入り口や本殿※2の正面には一対の( B )が構えています。そして、参道や社殿のわきにあるァ手水舎(ちょうずや)で身を清めてから参拝します。日本人は、はるか昔から山、大きな岩、巨木や滝など、自然のあらゆるものには神様が宿ると考えてきました。さらに、人びとがその地域の五穀豊穣や無病息災を願って神様へ奉納する神事として、神社の境内で奉納( C )が行われたりもしました。神社は日本人にとって大切な文化のひとつなのです。
 また2013年は、富士山がユネスコの世界文化遺産に登録された年でもありました。同年12月時点で、国内では文化遺産13件、ィ自然遺産4件の合計17件が登録されていますが、神社、お寺、住居、さらにはお城に至るまで、登録されている歴史的な建造物の多くは木造建築となっています。その地域の気候にあった建築方法や権力を象徴する手段として、ゥ木材は様々な形に加工されました。例えば、白川郷・五箇山では( D )の集落をみることができます。また日光東照宮の陽明門は( E )の、東大寺の正倉院は( F )の建造物です。このように、日本は古来より「ェ木の文化」の国であると言えます。
 世界遺産の目的が建造物などの有形文化財の保護や継承であるのに対して、近年では、世界各地の食文化がユネスコのォ無形文化遺産へ登録されるなど、伝統的な慣習や芸能などの継承への関心も高まりつつあります。例えば、食文化としてはこれまでに、フランスの美食術、スペインやイタリアなどの( う )海料理、メキシコの伝統料理、トルコの伝統料理ケシケキが登録されています。
 ※1 社殿・・・神社の境内にある建造物(本殿、拝殿など)の総称
 ※2 本殿・・・ご神体がまつられている建造物

問1 ( あ )~( う )に入る言葉を漢字で答えなさい。ただし、解答用紙の1マスは漢字1字とします。

問2 (A)~(C)に入る言葉の組み合わせとして、正しいものを選びなさい。
1 A山門  Bこま犬  C柔道   2 A鳥居  Bこま犬  C相撲
3 A山門  B仁王像  C相撲   4 A鳥居  B仁王像  C空手

問3 ァ手水舎での一般的な作法について、1~3を正しい順に並び替えなさい。
 一礼をした後、右手で柄杓(ひしゃく)を取って手水をすくう。

1 口をそそぐ(手に受けた水で) 2 左手を洗う  3 右手を洗う

再び左手を洗い、柄杓を立てて柄を洗い流す。柄杓を元の位置にふせて置き、最後に一礼する。

問4  ( D )~( F )に入る言葉の組み合わせとして、正しいものを選びなさい。
1 D合掌造  E懸(かけ)造   F校倉造    2 D合掌造  E権現造  F校倉造
3 D寝殿造  E権現造  F寝殿造    4 D懸造   E権現造  F寝殿造

問5 ィ自然遺産について、日本国内で登録されている次の(1)~(4)について、それぞれ正しい説明文を1~4の中から選びなさい。
 (1)小笠原諸島  (2)白神山地  (3)知床  (4)屋久島
1 アイヌ語で「地の先」を意味する
2 「東洋のガラパゴス」と呼ばれるほど、貴重な動植物が多い
3 ブナをはじめとする落葉樹におおわれた原生林は、「縁のダム」と呼ばれている
4 「洋上のアルプス」とも呼ばれ、黒潮の影響を受けた植物の垂直分布がみられる

問6 下線部ウに関して、日本でスギやヒノキが建造物に適した木材であるといわれるのはなぜですか。
広葉樹とは異なるその特徴をふまえて、10字以上30字以内で説明しなさい。

問7 日本がェ木の文化の国であるのに対して、ヨーロッパは一般的に「石の文化」であるといえます。そのヨーロッパを代表する次の世界遺産は、それぞれどこの国にありますか。正しい国名を1~4の中から選びなさい。
 (1)ヴェルサイユ宮殿    (2) ピサの斜塔

1イタリア  2 ギリシア  3 フランス  4 ロシア


昨年は大遷宮や式年遷宮があったので、どこかで類する問題が出るかなあと思っていましたが、中等部で出題されておりました。

60年に一度の大遷宮は出雲大社、式年遷宮は伊勢神宮ということで、まあ、これは特に問題はなかったでしょうが、手水舎での作法はちょっとびっくりしたかもしれません。ただ、良く読んでみると、最初に柄杓を右手に持つ、と書いてあるから最初は左手とわかるようにできている、ということなのでしょう。まあ、このくらいできなくたって特に気にする必要はありませんが。

問2で神社の前にあるのは鳥居、入口にあるのは一対の狛犬、明治神宮での奉納相撲なども目にしたことはあったと思いますが、案外、神社とお寺を間違えている場合もあったかもしれません。

問4 白川郷は合掌造り、陽明門は権現造り、正倉院は校倉造です。合掌造と校倉造がわかると1か2に絞られますが、懸造は清水寺の舞台のように急な崖に作る形式をいいます。権現造は、本殿と拝殿の間に石の間とよばれる空間を作る作り方のことです。

問5はそれほど難しくはなかったでしょうが、(4)の屋久島は南の島の印象が強いでしょう。しかし、非常に高い山がそびえています。最高峰の宮之浦岳は 1936mもあります。

問6は難しい問題だと思います。針葉樹はまっすぐに短期間で育つので柱などに利用しやすかったのです。

問7も、ちょっと小学生には厳しい問題でした。

問8 これは比較的見当がつきやすかった問題かもしれません。無形文化遺産に登録されていないものは、4の落語です。

【答え】
問1 あ 出雲 い 伊勢 う 地中
問2 2
問3 2・3・1
問4 2
問5 (1) 2 (2) 3 (3) 1 (4) 4
問6 針葉樹はまっすぐに短期間で育つので木造建築に利用しやすい。(29字)
問7 (1) 3 (2) 1
問8 4

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図形は、まず図を写してみる。
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男子校、女子校のメリット
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まずは興味を持たせる

今年も普通部の理科はいろいろと工夫を凝らした出題をしました。

例えばこんな問題。

「ご飯を炊く前に米をとぎます。といだ水は何色になりますか。またこの色のもとになる部分をぬりなさい。」

え、うちは無洗米だから。

というような声もあるかもしれませんが、実際にお米を研いだ経験をしていれば、この問題は間違いなく答えられる、でしょう。しかし、その次が難しい。

これは結構、お母さんも知らないことが多いのではないでしょうか。

白い水の原因。これは肌ぬかにあります。

精米の段階でお米はぬかを取り払い、白くなっているのですが、しかし、この表面についているのが肌ぬかです。肌ぬかのまま、ご飯を炊いてしまうとおいしくないので、これを洗い落とす。これがお米を研ぐ、という作業なのです。

以前、カレーライスの作り方を出題したり、何とか子どもたちを台所に入れようとしている普通部。

でも、まあ、いろいろなことに興味を持たせることが大事だろうと思います。以前、社会の問題でものの値段が出題されたことがある。今のスーパーに行っていれば卵は1個いくらくらいか、だいたい見当はつくでしょうが、まず受験勉強ばかりしているとこういうところがひっかかる。

もちろん、こればかりやっていても合格はしないのだけれど、まだ余裕のある段階ではいろいろなことに興味を持ってもらうことが大事でしょう。

普通部や中等部ではよく植物、動物の問題が出題されます。今年も出ていましたが、そういう話になるとずぐ図鑑、とかカラー写真が入った参考書、みたいな話になるわけですが、一番いいのはやはり本物を見ることです。

慶應が出題する生物は、突拍子のないものはほとんどない。さすがに都心では難しいでしょうが、それでもやや郊外に出れば見られるものを出題するわけです。だから、例えば旅行に行くとか、水族館や植物園に行ってみるとかいうのも大事なこと。台所でお米を研ぐのも大事な経験なので、ぜひいろいろなことをやって興味を持ってもらいましょう。

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どうも、変だ
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語彙を増やす
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湘南二次4日移動の影響

2014年の入試では湘南の二次試験が4日に繰上り1日での実施になりました。

結果として一次に合格した場合、4日に受験できなくなり、代わりに5日に受験ができる、という日程に変ったわけですが、4日と5日では受験できる学校のラインナップが大分変ってきます。

やはり4日の方が受験できる学校が多いので、ちょっと湘南への出願がしにくくなった。

逆に2日の湘南を開けてしまえば、2日、4日と使えるわけですから、2日の午後入試の機会も増えるので、湘南の志望者はやはり減少しました。

その分、1日は普通部を受けよう、という流れになった、ということかどうかは別にしても普通部は久しぶりに減少に歯止めがかかり、増加しました。

全体の受験総数については間もなく各塾から集計が発表されると思いますが、感覚的にはやはり今年も昨年比で減少になるのではないか、と思っています。

で、そういう中で男子はやはり普通部、湘南、中等部と3つ受ける受験生が減少したのではないかと思っています。

同じ大学に行くのに3回の受験チャンスがある、というのはひとつのメリットではあるものの、他校を受験する機会はなくなるわけで、3回ではなく2回にしよう、という選択も当然あり得るでしょう。

来年の日程は今年の結果を踏まえてまた発表されると思いますが、今年通りだとすれば、やはり今年同様の流れになってくるのではないかと思っています。

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電気に関する問題
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休講処置
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湘南百字作文

湘南の今年の作文の題は谷川俊太郎氏の「うつろとからっぽ」という詩を題材に、

「似ているようで違うことばを挙げ、その違いを百字以内で説明しなさい。」

というものでした。

例年、湘南は百字以内での作文を最後の問題として課しています。この問題もそうですが、別に何が正解、ということが決まっている問題ではありません。

しかし、当然、そこに問題との整合性はあるわけで、短い試験時間の中でこのテーマに沿ったことばをふたつ思いつき、かつその違いについて何らかの説明ができる、というのはなかなか高度な問題でしょう。

慶應諸学校は、学内で多くのレポ―トを課します。

これは湘南も同じで、結果として自分の考えをまとめ、ひとつの文章に仕上げるという作業は日常与えられる課題といっても過言ではありません。したがって、それが苦しいと思える子どもは湘南の生活が苦しくなる。だからこそ、こういう問題を毎年課しているわけです。

今の子どもたちの生活ではあまり自分で文章を書く機会がないので、やはりこの1年間そういう作業を身に付けていく機会をまず作ることが大切です。

私はよく勉強ノートをつけるのが良い、というお話をします。

今日は、こんな勉強をした、その中でこんなことができるようになった、あるいはこんなことがわかった、というのをあまり長くなくてもいいので、ノートに記録していく。

これは後で非常に役立つことがあります。

実際に読み返してみれば、自分の勉強のどういうところが悪かったのかもわかるし、また、できるようになったことが増えていることがわかれば、これは自信にもつながっていくでしょう。

日記を書きなさい、と言ってもなかなか続かないので、こういう記録を作って行って、文章を書くことになれるようにしていってください。
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暇だね
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習い事をやめるか?
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