こだわりと余裕

子どもを何としても慶應に入れたい、と思われているお父さん、お母さんは少なくないでしょう。

実はこれは正しい。

何としても入れたい、という気持ちがないと、なかなか続かないし、そう入るものでもない。まして親の面接まである学校ですから、親も入れる気満々でないといけないところはあります。

が、一方で当然のことながら、うまくいかないときもある。しかし、それはそれで子どもの人生だから、また新たなページを開けばいい。あるいは高校でもう一回狙おう、でもいいかもしれない。とにかく、入れなかったことについて、くどくど悩んでいても仕方のないことであるから、次の方法をいっしょに考えていけばいい、という余裕が必要です。

この2つをぜひ兼ね備えて、受験に臨んでほしいと思うのです。

つまり何としても慶應に入れたい、という気持ちはやはりもっていてほしい。そうしないと、子どもの成績や勉強の状態によって、ついあきらめてしまうこともあるから。まだまだ受験まで時間があるのだから、チャンスはあるはずだと考えた方が良いでしょう。

一方で、それでも入らないときもあるから、その先子どもの成長にプラスになることを考えよう、という余裕も絶対に持っていてほしい。この両方があるから、うまくバランスがとれます。

この両方を持っているご家庭が合格を手にしているように思います。

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空回りを止める
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中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は

積み重ね
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いろいろなことをやらせる学校

慶應の子どもたちの生活を見ていると、やはりいろいろなことを経験しています。

クラブ活動も、普通の学校にはないものがあったり、いろいろな先輩の話を聞いたり、また芸術鑑賞や旅行も企画されている。もちろん似たようなことは他の学校でもやっているわけですが、しかし、それが延々と続いているのはやはり付属校のひとつの特徴といえるでしょう。

例えば部活でいえば、大学までずーっと続いていく部分があるので、なるほど自分はこのくらいのことまではやれそうだ、みたいなお手本がすぐ近くで見れる。

それはスポーツばかりでなく、文化的な活動や、例えばプログラミングみたいなものにまで広がっているわけで、これはこれでまたおもしろさや魅力を感じられるだろうと思います。

普通部の労作展はその意味でひとつの典型だと言えます。そろそろ生徒たちは自分の考えをまとめて、報告する時期が近づいてきました。実際に自分が何を夏休み中に作るのかは本人に完全に任せられている。木工をやってもいいし、プログラミングをやってもいいし、和訳をやってもいい。

ただし、ぜったいやりあげないといけない。これは非常に大事なことです。いったんこれを作ると決めた以上、最後までやりあげる。この経験は子どもたちの成長の上で大きなものになっていくだろうと思います。

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第141回 うまくいかないことをどう乗り越えるか
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カリキュラムテストと総合テスト
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国語の知識

中等部の国語は、読解でも選択の問題が多いので、あまりその形式ばかりになってはいけない、ということで結構文学史の問題が出たり、熟語の問題が出たりします。

漢字の書き取りも、なかなか難しいのが出ています。漢字に関して言えば中等部が一番難しいし、数も多いでしょう。したがって中等部の国語対策というと、やはり細かな知識をしっかり覚えるということになっていくわけですが、しかし、時期から考えるとあまり今から細かいことを覚えても忘れてしまう。

もちろん漢字の練習は積み重ねですから、今から少しずつやっていくのが正しい。

でも、文学史や俳句、短歌、演劇などという分野はもう少し後からでもいいでしょう。

それよりもやはり読解力をつける練習をした方が良いのです。最近は国語ばかりでなく、理科や社会の問題文も量が増える傾向にあります。

したがって正確に読み取れるようになると、理科や社会の点数も伸ばすことができるわけで、したがって今のうちはとにかく読解中心の勉強をすると良いでしょう。

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酸化の問題
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生活のリズム
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国語の知識

中等部の国語は、読解でも選択の問題が多いので、あまりその形式ばかりになってはいけない、ということで結構文学史の問題が出たり、熟語の問題が出たりします。

漢字の書き取りも、なかなか難しいのが出ています。漢字に関して言えば中等部が一番難しいし、数も多いでしょう。したがって中等部の国語対策というと、やはり細かな知識をしっかり覚えるということになっていくわけですが、しかし、時期から考えるとあまり今から細かいことを覚えても忘れてしまう。

もちろん漢字の練習は積み重ねですから、今から少しずつやっていくのが正しい。

でも、文学史や俳句、短歌、演劇などという分野はもう少し後からでもいいでしょう。

それよりもやはり読解力をつける練習をした方が良いのです。最近は国語ばかりでなく、理科や社会の問題文も量が増える傾向にあります。

したがって正確に読み取れるようになると、理科や社会の点数も伸ばすことができるわけで、したがって今のうちはとにかく読解中心の勉強をすると良いでしょう。

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酸化の問題
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生活のリズム
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解答用紙

解答用紙は、湘南が公開していませんが、普通部、中等部の解答用紙は公開されています。

で、そっくり模擬試験をつくるときに、この紙のサイズが問題になった。

横幅は例年同じなのですが、たての幅が問題によって違う。つまり、裁断さているわけです。それでも毎年概ね出題量は変わりませんから、だいたいこの長さということで、したがってその量に合わせて問題を作り、問題の量によって解答用紙を作る。

その後印刷屋さんと打ち合わせをして、裁断してもらっていました。

慶應は各校とも1教科1枚の解答用紙になりますが、A3とかB4とかいう定型にはなりません。

したがって結構長くなる年もあるので、これはそっくり模擬試験で体験しておいた方が良いでしょう。
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見直す力
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正解がひとつではない問題
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体育実技の意味

慶應の3中学の入試においては体育実技があります。

別に体育学部の生徒を募集しているわけではないので、体育が優秀な子をとるわけではないのに、なぜ体育実技の試験をするのかといえば、それは福沢諭吉が初等教育の理想として、「まず獣身を成して而して後に人心を養う」ことを重んじたことにあります。

幼稚舎も同じような理念のもとで運営されていますが、要はまず子どもは体がしっかりしている、元気であるということが必要であって、そういう体ができあがって初めて勉強もをやるべきであると考えているのです。

ということは、中学に入る段階でその獣身ができていなければならないわけです。だから体育実技を課して、その状況を見ることが慶應義塾にとっては不可欠な要素なのです。

塾に行って勉強する、ということが当たり前になってきているのですが、しかし、一方で子どもが成長する段階では体力もしっかりついていないといけない。別に足が速いとか、俊敏であるということが大事ではないが、体が元気である、ということを確かめるために体育実技は行われています。

学校で体育の授業を受けているので、それなりに運動はしていると思うのですが、しっかりとした体躯も育てていってほしいと思います。

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平面図形の問題
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個の勉強方法
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計算問題と一行問題

3校とも前半部分には必ず計算問題が出題されるし、中等部や湘南では一行問題も出題されています。

計算は、分数小数混合になることが多いので、やはり計算力をつけていく必要があります。

ですから、日ごろから計算問題と一行問題の練習はした方が良いのです。

朝、計算の練習をしているお子さんは多いと思いますが、毎日3題ずつでも、しっかりと練習をする。そして「必ず正解する」ように解いてください。

「絶対に間違えない、なんて不可能だ!」と子どもたちは言うかもしれません。しかし、そんなことはありません。やろうと思えばできる。

計算は確かめればいいのです。応用問題と違って考え方はシンプルだから、間違えるのは「問題の読み違い」か「計算間違い」だけ。だから、その可能性を徹底的に見直せばいい。これは練習をすれば、必ずできるようになります。

そして、「確かめる方法」を身に付ければ、「間違えているはずがない」という確信が持てるから、自信がつきます。この自信は応用問題を解くときに大変役に立つし、実際に点数の下振れを防ぎます。

速く解く必要はありません。確実に「間違いなく」正解する。ここが重要ですから、それを念頭に入れて、毎日の練習に励んでください。

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ママの影響を排除する
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能力と努力
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算数の出題傾向の違い

同じ慶應の付属校ではあるものの、3校の出題傾向は違います。

算数の出題数は普通部が8題から9題。試験時間は40分。
中等部は大問は7題程度ですが、大問の中に小問題がかなり含まれて、試験時間は45分。
普通部と中等部は解答形式が全く違います。
普通部はすべてが記述式であるのに対して、中等部は答えだけを書くことになっていますが、その書き方が独特。
例えば、3.14と答えるのにア.イウとなっていて、アに3 イに1 ウに4と書き込むようにできています。答えの桁数はわかるのでヒントにはなるものの、部分点は一切ない採点方式になります。

湘南は解答用紙が公開されていませんが、答えだけを書くようになっているものの中等部のような形式にはなっておらず、数字をそのまま書き込むようにてきています。

湘南の出題は6題程度で、試験時間は45分。湘南の場合は帰国枠があり、帰国と一般の生徒が同じ入試問題を解くことから、やさしい問題から難しい問題まで広く並べるような出題傾向にあり、3校の問題の中で難しい問題が含まれることが多くなります。

やさしい問題と難しい問題を同居させることによって差を付けようとする工夫がなされている分、ある程度難しい問題も対応して行ける用意なっていなければなりません。

同じ慶應でも出題傾向は違うので、どこを中心に考えて行くのかをまずしっかりしぼって行くと良いでしょう。
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受験校の中身
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間に合わない子
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なぜ二次は短縮されているのか

二次試験はこの2年で湘南も中等部も1日になりました。

今までは2日間かかっていました。1日目は男子、2日目は男子と女子というスケジュールで、割と面接もゆったりといろいろなことを聞いていたように思います。

しかし、1日になったから、それはそれなりに忙しくはなった。それでも、体育実技のメニューが減ったわけでもないので、まあ、かなりタイトなスケジュールであったことは間違いありません。

二次試験を1日で行うようになった一番の理由は、入試の短期化にあると考えています。

全体としては中学受験の日程はどんどん前倒しになっており、早めに合格者を確定させる、ということに各中学とも躍起になっている。ところが、慶應は一次だけではなく二次もやる。普通部は二次試験がありませんが、それでも午後までかけて面接と体育実技をやっているわけで、これはもう時代の流れには逆行しているといってもいい。

それでも慶應はこのスタイルはなかなかやめられないでしょう。単に四教科の試験だけではなく、人物や家庭の状況を総合的に見る、というスタンスはもともとの考え方ですから、変わりようがない。しかし、あまりにのんびりと構えてもいられなくなったので、1日に短縮しよう、ということになったのだろうと思うのです。

他校がどんどん決めている中で、一次、二次というスタイルを崩せない以上、あとはなるべく時間を短くやる、ぐらいしかない。

しかし、2月1日から2月5日までびっしり並んでしまった日程は、それぞれの学校の受験人数に確実に影響を及ぼすでしょう。

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金属に関する問題
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子どものすることだから
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部活は何がやりたい?

普通部の第2グラウンドを通ると、野球部が練習をしていたりします。

野球部の人数は相変わらず多い。サッカー部も多いようですが、慶應の運動部はそれなりに練習をしっかりさせるところがある。

基本的に大学の体育会とつながっているところはあるわけで、例えば野球のユニフォームは中学も高校も大学も同じ、だからそれなりにみんな意識はあるのかもしれない。

しかし、じゃあ、六大学で活躍できるか?と言われればそれは相当練習してもらわないといけないでしょう。ただ、実際にみんな良く練習はしていると思うのです。

付属校のメリットではありますが、やはり学業以外にいろいろなことを挑戦する機会は多いだろうと思います。別にスポーツにとどまらず、大学にはたくさんの部活動があるわけだから、それにつながっているところがあるわけで、音楽、美術、みんなそれぞれに熱心にやっています。

逆にそれぐらいがんばれる時間があるということであって、それがないと相当暇である、ともいえるところはある。

別にプロを目指さなくてもいいが、こういう部活をやりたいと思いつつ受験勉強をがんばってほしいと思います。
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大学付属校と系属校
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考える訓練
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