2013年慶應普通部の問題です。
3つの面の面積がそれぞれ180cm2、270cm2、216cm2である直方体がたくさんあります。この直方体を同じ向きに並べたり重ねたりして立方体を一つ作るには、この直方体は少なくとも何個必要ですか。
この形はある意味やったことがあっただろうと思うのです。最小公倍数のところで良く使われる問題ですが、さすがにそれほど簡単というわけではありません。
慶應普通部・中等部・湘南藤沢中等部をめざす専門進学塾です。
2013年慶應普通部の問題です。
3つの面の面積がそれぞれ180cm2、270cm2、216cm2である直方体がたくさんあります。この直方体を同じ向きに並べたり重ねたりして立方体を一つ作るには、この直方体は少なくとも何個必要ですか。
この形はある意味やったことがあっただろうと思うのです。最小公倍数のところで良く使われる問題ですが、さすがにそれほど簡単というわけではありません。
中学受験では、中高一貫校を受験する事がほとんどだと思うので、文化祭や体育祭に行くと高校生中心の運営がなされます。
やがて自分たちの時代がやってくる、と思っているかどうかは別として中学生が中心にいるわけではないでしょう。
しかし、慶應は普通部、中等部とも中学単独校です。
だからイベントはすべて中学生が中心になる。
今日から普通部は労作展ですが、ある意味文化祭的なイベントではあるものの、中学生だけなので中高一貫校とはまったく違う雰囲気です。
これは中等部も同じ。
逆に湘南は6年一貫だから、他の中高一貫校と似た文化祭になります。
この違いは見ているとよくわかります。ただ先先の姿を知りたければ、やはり高校の文化祭も見ておいた方が良いかもしれません。
ちなみに慶應義塾高校の文化祭(日吉祭)は10月29日(土)、30日(日)です。
普通部の受験心得の中に、合否の判定、という説明があります。
いわく
合否は、出願書類、筆記試験、面接試問、体育実技の総合的な評価で判定を行います。
となっている。
4教科の点数だけでは決まりません、ということなのですが、だからといって4教科の点数がだめでも入れる、というわけではありません。
やはり4教科の点数が基礎になっている。それにいくつかの要因を考えて決定する。
それが4教科の成績順に決められているわけではない、ということです。だからどれも侮ってはいけない。
出願書類にしても、面接の準備にしても、体育実技にしても当然、しっかり準備し、また当日はまじめにやる。
これが一番必要な態度です。
2014年 慶應普通部の9番です。
下の図のような三角形ABCがあり、辺AB、BCをそれぞれ3等分した点をD、E、F、Gとします。また、辺ACの真ん中の点をHとします。
ア、イ、ウの面積の合計とエの免責との差は、三角形ABCの面積の何倍ですか。
何となく補助線を引きたくなる問題ではあるのですが、面積の差と言っているので、同じものを足したり、引いたりすることで解けるのではないだろうか、という感じがします。
そこで、ちょっと書いてみましょう。
三角形ABF=ア+キ+ウ=$$frac{1}{3}$$
三角形BHC=ア+オ+イ=$$frac{1}{2}$$
三角形ADC=イ+カ+ウ=$$frac{1}{3}$$
これを全部加えると
ア+ア+イ+イ+ウ+ウ+キ+オ+カ=$$frac{7}{6}$$
全体は
ア+イ+ウ+エ+オ+カ+キ=1ですから、これを引くと
ア+イ+ウ-エ=$$frac{1}{6}$$となります。
【答え】$$frac{1}{6}$$
慶應は3校とも出願理由を書かなければなりません。
ただ、これは親の作文であるので、つい、親が慶應を選んだ理由になりやすい。卒業生になると、自分が慶應で良かったと思ったことをつい並べて書いてしまうかもしれません。
まあ、それを書いてはいけないというわけではないのですが、この受験はお父さん、お母さんが受けるわけではない。やはり子どもが受験するわけで、その子どもの気持ちをやはり書いておく必要があるだろうと思うのです。
しかし、毛戸もが慶應をえらぶ理由は難しい。
「これで受験勉強とオサラバできるから。」というのは偽らざる気持ちではあるものの、しかし、じゃあ、大学付属校ならどこでもいいのか、と突っ込まれても困るし。
ぜひ子どもたちの気持ちも反映した志望理由をしっかり考えてください。
これも大事なステップです。
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徒労感
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再生ボタンと早送りボタン
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2013年の普通部です。
順に条件を追っていけば良いだけですが、案外ミスがでやすい問題です。
全体の個数は変わっていないので最初AからCに8個移動したとき、全体を【2】とするとCは【1】、A+B=【1】です。
次にBからCに6個移したとき、Cは【1】+6ですから最後にBは【0.5】+3
A+B=【1】のときにBは【0.5】+3-8+6=【0.5】+1
するとAは【0.5】-1 になるので
【1】+6:【0.5】-1=5:2 となります。内項の積=外項の積より
【2.5】-5=【2】+12 【0.5】=17
【1】=34 と求められるので、
Aは34×0.5-1+8=17+7=24
(答え)24個
こういう問題は確実に得点したいところです。
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第237回 カリキュラムの罠
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式が書ける子は伸びる
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中等部と湘南の二次試験では、面接と体育実技があり、体育実技は着替えます。
したがって面接の服装を考えておかないといけないわけですが、ブレザーを着用している子が圧倒的に多いです。
で、このブレザー、2月は十分寒いから冬物である必要があるわけですが、1月ぐらいにそろえようとすると春物になってしまいます。
写真のこともあるので、一応この秋に考えておいた方が良いでしょう。
急に背が伸びる、ということもあるかもしれませんが、受験用のブレザーは比較的早くなくなる傾向があるようです。
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自分でやれる受験は高校受験から
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心が折れる子
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2014年慶應湘南の問題です。
金属の重さは同じ体積で比べると、金属の種類によって違いがあります。図1は約20℃での金、銀、銅、鉄の体積と重さの関係を表しています。
(問1)金、銀、鋼、鉄を用いて、同じ重さの円柱を作るとき、この4つの金属のうち最も体積が大きい金属は何ですか。
(問2)金と銀を用いて、同じ底面積で同じ重さの円柱を作りたい。銀の円柱の高さは金の円柱の高さの何倍になりますか。小数第2位を四捨五入して小数第1位まで求めなさい。
(問3)金属を熱湯で温めると、体積が変化します。このとき、体積と重さの関係のグラフは20℃のときとくらべてどのようになると考えられますか。次の図2のグラフのア、イのどちらかで答えなさい。ただし、20℃の金属の体積と重さの関係を点線で示しています。
(問4)金属だけでなく液体の体積も温度によって変化します。このような液体の性質を用いて液体温度計がつくられています。図3は、一定量の液体Aと水の体積が0℃から20℃の温度範囲で、0℃のときの体積と比べてそれぞれどのように変化するかを表しています。また、図4は、縦軸を拡大し、水の体積比の温度変化をわかりやすくしています。0℃から20℃の湿度範囲で、液体Aは液体温度計をつくるのに適していますが、水は適していません。この理由を50字以内で説明しなさい。ただし、液体Aも水もこの温度範囲で液体であるとします。
(問5)気温が0℃を下回り、湖の表面が凍っているとき、湖の内部はどのようになっていると考えられますか。図4から判断して、最も適切なものを次から1つ選び、番号で答えなさい。
1 湖の底の水まで0℃より低くなりすべて凍っている
2 湖の底の水は0℃より低くなり凍るが、表面と底の間の水は0℃より高くなり凍っていない
3 湖の底には1℃程度の水がたまるので底の方の水は凍っていない
4 湖の底には4℃程度の水がたまるので底の方の水は凍っていない
5 湖の底には8℃程度の水がたまるので底の方の水は凍っていない
問2
銀は10㎝3あたり105g 金は190gですから、高さの比は190:105になるので190÷110=1.80・・・
【解答】1.8倍
問3 温度が上がると金属の体積は大きくなりますが、重さは変わらないので体積当たりの重さは軽くなります。
【解答】イ
問4 温度があがるにつれて体積の増え方が規則的でないと温度計としては不向きです。水は一部、体積が減るところもありますから、向きません。
【解答】温度計には規則的に体積が増加する方が良いが、水はいったん体積を減らして、その後の増加も規則的ではない
問5 水は4℃で一番体積が小さくなるので、体積当たりの重さは一番重くなります。したがって4℃の水が一番重く下に沈むので、凍っていないことがわかります。
【解答】4
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元気な時間に勉強する
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受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
英語と帰国子女入試
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今週末、普通部の学校説明会です。
平成28年9月10日(土)・11日(日)
9月10日(土)
第1回目 14:00
第2回目 14:40
第3回目 15:20
第4回目 16:00
第5回目 14:00
9月11日(日)
第1回目 10:00
第2回目 11:00
第3回目 12:00
第4回目 13:00
会 場:慶應義塾大学日吉キャンパス 独立館
東急東横線・目黒線・横浜市営地下鉄グリーンライン日吉駅徒歩3分
内 容:普通部教員による学校紹介 (学校生活、入学試験について)
募集要項頒布(1部700円)
説明会はすべて同じ内容ですが、10日の初回はやはり混みますので、多少後の回に
参加されると良いかと思います。
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親の腕の見せ所
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受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
親が思う努力のレベル、子が思う努力のレベル
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